EOS 3Dプリンターが手術器具のプロトタイピングをスピードアップ
DePuy Spine|成功事例
医療用ラピッドプロトタイピング
3Dプリンティングのメリット
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手術器具プロトタイプの納期が短縮された
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製造可能性ではなく、機能性のための設計
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社内生産で時間とコストを節約
「最近、開発時間を劇的に短縮できたのは、EOSINT M 270が数日のうちにツール・プロトタイプを何度も作り直すことができるからです。」
Peter Ostiguy |スタッフチームリーダー|DePuy Spine
医療器具のための金属3Dプリンティング
道具をデザインするプロセスにおける革命
それを必要とする外科医に適切な器具を届けること、そして技術の進歩や素材の進化に合わせて新しいモデルやカスタマイズされたモデルを開発することは、骨の折れる作業です。
DMLSプロセスは、製品設計のCADファイルから始まり、水平断面モデルの各薄層が定義され、マシン内の作業プラットフォーム上に生成されます。このようにして、極めて複雑な形状が、わずか数時間でCADデータから直接自動的に作成されます。顧問医師が器具のデザインに完全に満足したら、 DePuy Spineは金属3DプリンターEOSINT M 270で最終的な金属プロトタイプを素早く作成し、外科医がその器具を実際に使用します。金属プロトタイプのテストは、 DePuy Spine社が承認した部品の3Dモデルファイルを製造のために外部ベンダーに送る前の、製品開発の最終段階です。
DePuy Spine社は自社工場でEOSのDMLS 3Dプリンター1台を使用し、使用開始後1年間だけで、ベンダー、エキストラクター、外科用スクリュー、クランプ、縮小装置など、2,000個のプロトタイプパーツを加工しました。DMLS技術による製品開発の成功により、DePuy Spine社はEOSINT M 270をもう1台購入しました。
「EOSテクノロジーのおかげで、私たちはもう製造可能性のためにデザインするのではなく、機能性のためにデザインしています。デザイナーとして、私たちはプロセスの制限の中でどうやって何かを作るかを常に考えていました。この機械があれば、そんなことはどうでもよくなります。」
Peter Ostiguy |スタッフチームリーダー|DePuy Spine