医療機器向けアディティブ・マニュファクチャリング 神経外科用定位固定装置の3Dプリンティング

FHC|成功事例

脳神経外科用定位プラットフォーム

3Dプリンティングのメリット

  • カスタマイズされた設計が患者の健康を促進

  • 医療用途に要求される厳格な基準に準拠した最高品質の製造

  • 製造所要時間が短縮されるため、材料が少なくて済む

「私たちは、レーザー焼結への切り替えによる製品改良の機会が、今後さらに増えることを期待しています。画一的なソリューションではなく、患者に特化したソリューションを生み出すことができる技術の柔軟性を持つことは、病院の経済性と患者の転帰の改善につながります。」

Fred Haer|FHC CEO兼STarFix社長

カスタマイズ手術器具のアディティブ・マニュファクチャリングで高精度を実現

40年以上にわたり革新的な神経科学製品の世界的リーダーであるFHCは、一流の脳神経外科医と協力し、各患者の解剖学的座標に基づく3Dモデリングプロセスを用いて、従来のステレオタキシーを変革しました。

この新しいSTarFix技術の最初の応用は、受賞歴のある、患者にマッチしたフレームレスのmicroTargeting™プラットフォームで、手術室(OR)での患者の快適性の向上、精度の向上、時間の節約を提供します。

SLS3DプリンターFORMIGA P 100を使用してプラットフォームをレーザー焼結することで、FHCは記録的な納期でコストを削減しながら精密な結果を得ることができました。プランニングソフトウェアが提供するインテリジェントな独立ソリッドモデルのパラメータに従い、PA 2201ポリアミドパウダーを使用して、わずか数時間でFORMIGA P 100内で治具を「成長」させます。レーザー焼結によるパーツの統合により、FHCはSTarFixの設計を微調整し、手術室での組み立て時間を短縮しました。 

「医療機器のトレンドは、カスタマイズされた製品を作ることです。EOSテクノロジーは、患者に特化した製品製造を可能にすると同時に、外科手術の顧客への納品を早めることで、コストをコントロールすることを可能にします。」

Ron Franklin|最高技術責任者|STarFix

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認定3Dプリント鼻腔用綿棒

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費用対効果が高く、信頼性の高いPCR検査キット用鼻腔スワブ。AeniumとBurloakは、複数のEOSアディティブ・マニュファクチャリングシステムで1日あたり最大40,000本の綿棒を製造するモデルを開発しました。 

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